浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

「多様性」についての市長の考えを聞く

<2019年12月10日・一般質問その1>

市長は、今年度の挨拶の中で、たびたび「多様性」という言葉を使っていて、多様性を多用されていますね。戦略計画2020の基本方針でも、「多様性とイノベーションで理想の未来を創造」をキーワードとして使われています。

先日亡くなられた 元国連難民高等弁務官緒方貞子さんは、日本の進むべき道は「世界は多様性に基づく場所だということを心底から受け止め、自らも多様性を備えた社会に成長していくこと」だとし、創造性や社会革新の力は多様性からしか生まれない。と語っています。多様性やダイバーシティは、これから目指すべき目標ではなく、すでにここにある現実です。この現実を受け入れ、互いに認め合っていくことがまず大切と考えます。しかし、同調圧力が強い日本社会では、異なるものを排除しようとする傾向がありますし、一定数の方の中には多様性を受け入れにくい方もいるのが現実です。違うこと、マイノリティであることには、差別、偏見にさらされてしまうリスクがあります。

そこで、改めて「多様性」についての市長の考えと今後の政策への反映について、伺います。

<再質問>

   地域の多様性も含めて、「多様性」は浜松の大きな強みになっていくと思います。そこで1点、鈴木市長に再質問します。浜松は、「やらまいか精神」と外からの新しい風を受け入れる風土が根付いていて、寛容な市民性が多様性に富んだ人材を育んできたと話されました。しかし、一方で同調圧力が強く、多様性を受け入れることが難しいのも現実です。特に「同じであること」「はみ出さないこと」を校則や空気で縛られている中学生にとっては、人の多様性を受け入れるのが難しいのではないかと思います。浜松のこれからを担う子どもたちは、本当に多様性に富んでいます。お互いの違いを認め合い、多様性を発揮できる中学校になってもらいたいと思いますが、蜆塚中学校元生徒会長だった市長、どう思われますか?

答弁については、確定が出た時点で載せます。

f:id:meguhappy:20191214170252j:plain