浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

区の再編

区の再編を審議する「特別委員会」。委員会の公開ややり方について、冒頭より委員間で紛糾。暫時休憩中もファイトが続いた。

私は基本的に市民の見える形、公開での議論が重要だと思う。だって、市民の生活に関わることだもの。

区が少なくなっても、協働センターで住民票申請などができるから、変わらないと思う方もいらっしゃると思うけど、大きく影響する人もいる。先日、障害のある子どもさんを持つ母親に聞いたところ、様々な申請で年に最低6回は区役所に行かなくてはならないと。

さて、「たたき台」として出された2〜3区の6案は、こんな区割りができま〜すという軽さが滲んでいて、違和感を感じた。
私は「現在の行政サービス提供体制などをゼロベースで見直す」と市が言っているんだから、まずはそこからやってもらおうじゃないかという姿勢。その上で、区をどうするか、現状維持なのか、再編なのかをみんなと一緒に考える。

でも、福祉関連の申請や相談は具体的にどうするのかはまだ明確ではない。あらたに「事業所」をつくっていくとまでだ。現在、どんな申請や相談が区役所の窓口にきているのか。今の人員で足りているのか。統合した時、それができる体制なのか、また市民が気軽に行ける場所を設定できるのか。さらにその場に行けない人に訪問して申請や相談を受けるシステムになれるのかどうか。介護保険の圏域と障害者福祉の圏域が違うことなどはどうしていくのか。地域福祉の圏域をどうしていくのかなど、検討しなくてはならないことが山盛りだ。

本当に今年の9月までに新たな行政区、行政サービスのあり方を示すことができるのだろうか?

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