浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

「区の再編に関する住民投票条例案」が配られた

本日「区の再編に関する住民投票条例案」が配られた。中身をざっと見て、気になるところ。気が付いたこと。

 

●目的が「住民の意思を明らかにし、もって市政の民主的かつ健全な運営に寄与する」と。
*今回の住民投票、本当に民主的?

 

 

●2段階の投票で、区再編の賛否(賛成か、反対しかない)、賛成した人だけ新3区案の賛否を問うもの。
*条件付きの賛成とか、二分されない意見が反映されない。

 

住民投票に関する投票運動は、買収、脅迫など以外は自由。
*選挙における選挙運動及び政治活動については、公職選挙法の規定により広範に規制されている。これは、選挙が財力、威力、権力等によってゆがめられるおそれがあるから。

しかし、住民投票に関する投票運動では財力や権力を使うことができる。新聞広告やラジオ広告などで運動することも可能。

 

●投票した人が、投票資格者の1/2に満たない時は成立しない

 

●市議会、市長は、住民投票の結果を尊重しなくてはならない。

 

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投票用紙の様式

 

【区の再編と住民投票】

【区の再編と住民投票

新聞記事によると、市長は区の再編についての住民投票を進めるため、今議会に条例案を提出する準備をしているという。

ちょっと立ち止まって考えたい。

市民の生活に関わる重要なことは、議会だけで決めるのではなく、市民参加で、市民が決定に関わっていくことは必要なことだ。また、市民にとって「政治参加の手段」のひとつとして、住民投票は意義のあるものだと思う。

私自身、7年前「浜岡原発再稼働の可否を原発県民投票をして欲しい」という直接請求の署名活動をしてきたこともあり、住民投票の意義は十分理解しているつもりだ。(直接請求に十分な署名は集まったが、県議会で否決されてしまった)

でも、今回の区の再編に関わる住民投票実施には大変疑問だ。住民投票が少数者を抑圧するための手段となる可能性があるからだ。
多くの市民が自分の住む地域のことだけでなく、市全体のこと、将来のまちづくりビジョンとして考え、投票するというならいいのだが、今はその段階になっていないと思う。中山間地域に住む人たち、周辺部に住む人たちのことをどれだけの市民が理解しているだろうか?

強者が弱者を抑え込む、そんな住民投票は、危険だ。

12月4日に一般質問します。

めぐみの今期最後の質問です。
テーマは「誰も置き去りにしない」。
 
12月4日(火)午後2時ごろから
 
1 ヤングケアラー支援について
  (1) 教員や子どもにかかわる人たちに「ヤングケアラー」の
    存在を知ってもらうための啓発活動について 
  (2) ヤングケアラー支援の今後について
 
2 中高生の居場所について
  予防的支援としての中高生の居場所について
 
3 子育て支援について
  1人目からちゅうちょなく、支援サービスを使える方策について
 
4 医療的ケア児者支援の充実について
(1) 保育所での医療的ケア児の受け入れ策について
 
(2) 福祉型児童発達支援センターでの医療的ケア児受け入れの拡充について
(3) 医療的ケア児者に対する関連分野の支援を調整するコーディネート機能を持つ(仮称)重症心身障害支援センターの設置について
 
5 放課後児童会について
(1) 育成会ごとに異なる保護者負担金の今後について
(2) 委託化するモデル児童会の検証、事業全体の見直しをする場について
 
6 誰も置き去りにしない
(1) 障害者の外出支援(同行援護、行動援護、移動支援)のヘルパー不足への対応について
(2) 災害弱者への対応
ア 個別避難支援計画作成の現状と見直しについて
イ 医療的ケア児者の停電時の対応について
 
7 市役所、区役所を市民に使いやすく、わかりやすく
(1) 市役所本館1階の改善について
(2) 福祉・保健のワンストップ機能について
 
8 区の再編について
(1) なぜ、新3区案なのか。他の2区案、3区案よりどこがいいのか。
(2) 人口バランスが悪い新3区案のまちづくりの将来ビジョン、区役所の役割について

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質問します
 
 
 
 

発達障がいなど生きにくさを持つ生徒の中学卒業後

浜松市の発達支援級に在籍している児童・生徒が少子化にも関わらず、急増している。

平成18年度269人だった小学校の児童数が、平成30年度1095人。なんと4倍強。
中学生も138人から475人。3倍強。

課題の一つは、中学卒業後の行き先だ。
知的をともなわない、情緒の子どもなどは「療育手帳」を取ることができず、
特別支援学校高等部に進むことができない。高等部も、人数が増えていて、重度の子どもたちを受け入れを優先すると
なかなか軽度(軽度だからと言って、生きやすいわけではない)を受け入れるキャパがない。

現在は、私学の通信制高校・サポート校に行く子が多いが、なにせ学費が高く、全ての子どもが行けるとは限らない。
また、就労支援体制が不十分で、その後が不安だ。

高校は、県教委の担当。県教委にこの状況をわかってもらわなくちゃ。

神奈川県には、内申書も、学力テストもなしで、行ける高校「クリエイティブスクール」が5校もあるんだよ。
「クリエイティブスクール」は、自らの能力を活かしながら社会で生き抜く力を身に付けた人材の育成を目的としています。

基本的には学年制・全日制・普通科の高校で、1クラス30人以下の少人数制、担任と副担任の複数担任制。

静岡県の高校の改革、進めてもらいたい。

稲村和美 尼崎市長と

先日お会いして、たっぷりお話し聞かせてもらった尼崎市の稲村和美市長が、相手候補に大差をつけて3選されました!おめでとうございます

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稲村市長は、兵庫県議会議員を2期務めたあと、2010年尼崎市長に当選。中学生の子どもさんがいる現役ママの46歳。

稲村市長が熱く語っていた、子どもの育ちを切れ目なく支援する拠点施設「ひと咲きプラザ」の整備が来春出来上がってくる予定。

<ひと咲きプラザ>

廃校を予定していた大学跡地が市に寄付された。その建物を使って、子どもの学びと育ちを総合的に支援する「ひと咲きプラザ」を計画、平成31年度にオープン予定。そこには、「子どもの育ち支援センター」「教育総合センター」(教師の研修の場)、「学びと育ちの研究所」「みんなの尼崎大学事務局」「ユース交流センター」などが入っている。

「学びと育ちの研究所」では、市からは福祉、保健、教育等の統合データベースを、研究者はそれを使って、エビデンスを求めていく。

「子どもの育ち支援センター」では、児童福祉法の市区町村子ども家庭総合支援拠点に位置付ける。ワンストップ相談窓口による総合相談、発達相談支援、家庭児童相談、教育相談・不登校対策支援の事業を行う。一人ひとりの子どもの支援歴などの記録を一元的に把握する電子記録を活用し、迅速で適切な支援ができる。

「ユース交流センター」は、主に中学・高校生をターゲットに、ユースワークの視点を取り入れた青少年の居場所の拠点施設。そのサテライトとして、地区会館6館を予定

 

再度尼崎市に伺って、実際の現場見てみたいなあ。

<めぐみ活動予定 11月16日〜>

<めぐみ活動予定 11月16日〜>
11月議会が始まりました。
12月4日午後2時から、めぐみ、一般質問します。
  傍聴に来てね〜〜
 
11月
16日(金)本会議(11月議会初日)
17日(土)放課後児童デーサービス見学
     姫まつ講座
     不登校生のための進学相談会
     障害学会
18日(日)曳馬協働センターまつり
     ビジョンサポート機器展・相談会
     くるみ地域交流パーティ
     バリアフリーコンサート
     ブンクボックスパーティ
22日(木)質問通告日
     議員と医療・介護労働者との懇談会
24日(土)終点到達記念あかでん会・西鹿島駅の部
 
27日(火)

www.gbj.or.jp

 
30日(金)全員協議会
     代表質問
 
12月
 
2日(日)地域防災訓練
 
3日(月)一般質問
4日(火)一般質問
   めぐみの一般質問は、午後2時頃から
5日(水)厚生保健委員会
 

<めぐみ活動予定 11月1日〜>

<めぐみ活動予定 11月1日〜>
 
1日(木) 久保田翠 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞記念祝賀会
2日(金)厚生保健委員会
     ERIKO CLUB 設立パーティ
3日(土)スマイル祭
     オレンジリボンキャンペーン
4日(日)緊急消防助隊中部ブロック合同練習
6日(火)稲村和美尼崎市長へのヒアリング(尼崎市
8日(木)国際ピアノコンクール歓迎レセプション
9日(金)内野満里子氏インスタレーション
     全員協議会
     議会改革検討会議
10日(土)〜11日(日)
     まるたま市(いもねこクッキー販売)
     スマイルフェスタ浜松
12日(月)めぐみ応援・実行委員会
13日(火)福祉を考える会
     風見穏香さんの講演とライブ
     ベリーダンスエクササイズ
14日(水)〜15日(木) 
     社会保障フォーラム(東京)
16日(金)本会議(11月議会初日)
17日(土)〜18日(日)
     曳馬協働センターまつり
17日(土)不登校生のための進学相談会
     姫まつ講座
     障害学会懇親会
18日(日)ビジョンサポート機器展
     くるみ地域交流パーティ
     ブングボックスパーティ