今日は防災の日。
元花博の中開駐車場の跡地で、行われた総合防災訓練に出かけた。
朝からの雨は、ひどくなる一方。小学生の訓練や体験、ヘリコプターの訓練は
中止になっていく。
被災状況を再現したところを、テントの中から見ているだけでは
まるで映画のロケを見ているようで、リアル感がない。
いたたまれなくなって、どしゃぶりの雨の中を歩き出した。
歩くといろいろ見えてくる。
●被災して亡くなった役をした「人形」を安置場所があった。
これが本当の亡くなった人だったらと思うと、地震の怖さがしみてくる。
＊写真を見てね。
●静岡県を中心にした地域における住民レベルの災害時情報を蓄積する目的で設置している
サイトの紹介をしているテントがあった。
http://www.toukaijishin.net/
このサイトの面白いところは、県市町のボランティアセンターだけの情報だけでなく、
登録されたボランティアからの情報、一般の善意による情報もアップできるところだ。
一般の善意による情報の信頼性については、閲覧される方の責任でご判断するように
なっている。
実際に地震が起きたら、こうした現場からの情報が重要になってくるだろう。
日頃からの情報発信能力、リテラシー能力を高めていくことも必要だろう。
●あまりの雨のひどさに、スコップを持ち出し、水路を作り、足下を確保している人を見つけた。
本来の防災訓練は、こうしたどしゃぶりの雨で、「何をしなくてはならないか」を考え、
行動するることではないだろうか。
