浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

迷い箸

最近「マイ箸」を持ち歩いている。



テレビで、中国産の竹製の割り箸が漂白されて、日本に輸出している状況を見たからだ。日本では規制がかかる薬を使い、それを洗い流すことなく、輸出されている状況を見て、「もう、割り箸使えない!」と思い、それから鞄に「マイ箸」を入れるようにしている。

しかし、天竜で会った山を持つ方から「割り箸は間伐材を使っている。間伐をしないと、山は荒れてしまう。だから、間伐材が売れないと山はもたない。割り箸を使って欲しい」と話を聞いた。

その後、調べてみると、日本で使われている割り箸の90%以上が輸入されていて、そのほとんどが中国ということだ。中国では、間伐材を使うのではなく、皆伐(森林を皆伐採してしまう)をして、
割り箸に当てているとのことだ。その結果、中国の森が荒れてしまう。

じゃあ、日本で使わなくなるから、問題は解決するかというと、そうではない。割り箸を生産していることで生計を立てている人の雇用問題が今度は発生してしまう。


まずはとりあえず、割り箸について、表示を義務づけたらどうだろう。
間伐材を使っているのか、どこの産でどのように処理されているかが明記されていて欲しいものだ。


割り箸が出るたびに、使うべきか、それともマイ箸にするべきか、迷う。