浜松市では、12月1日から「JR天竜川駅 〜 イオンモール浜松市野」まで毎日25便を実証運行を行うという予定だそうだ。
イオンモール浜松市野をミニバスターミナル(交通結節点)として、既存の遠州鉄道上島駅とイオンモール浜松市野間のバス路線を活かし、JR天竜川駅までの区間を新規運行をするものだという。
運賃は「JR天竜川駅 〜 イオンモール浜松市野」大人200円、子ども100円。
確かに「あったら便利そうだ」。
では、いくら予算をかけるのかと調べてみると、
12月〜来年3月までの予算で「1500万円」
予定でいくと、平成26年9月末まで運行し、2年間で約5000万円を予定しているという。
5000万円の税金投入が決まっている実証運行ということなのだが、何をどのように評価するのか、事前に明確になっていないというのが、不思議で仕方がない。どういう評価の場合なら継続し、どういう評価なら継続しないのかが事前に明確になっていなければ、「継続ありき」で進んでしまうこともあるのだ。
また、もう一つ不思議なのは、どのような人たちにとって、この路線は必要なのか、不明なとこだ。
イオンにお買い物に行く人のため?なのかしら。
住民はどう困っているのか、事前に調べているのかしら。
確かに、バスはあったら便利そうだ。
でも、そのためにどのくらいまで税金を入れたらいいのか、どこを運行したらいいのか。
住民理解は進んでいるのだろうか。