浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

なぜ、三世代同居に補助金??(平成29年度当初予算から)

 

平成29年度当初予算に三世代同居を促進する補助金予算が出ている。

子育て支援のために、三世代同居か、100メートル以内の近居に対して、新築や改修に40万円の補助金を出すとの予算2900万円に、異議あり

三世代をしていきたい家庭を反対しているわけではない。

転勤や仕事の関係で、親が近くにいず、何かの時に子育てを助けてもらえない家庭の方が子育ての困り感は強いのに、そこには配慮なし。

また、同居になると、保育園や放課後児童会の基準点が下がり、入園できにくくなる。祖母が無職なのだけど、ボランティア活動で忙しいので、孫をみることができないケースでは、保育園に入れなかったと聞く。(ほかの制度との整合性がない)

三世代同居で、少子化対策として効果があるという調査結果はないし、市の調査でも三世代同居には各家庭にあいて様々な問題があると分析されている。

本当に子どもを増やしたいのであれば、家族だけにたよるのは家族の形が崩れた時のリスクが大きいので、それよりも、社会全体で子どもをみる方向の方ではないだろうか。

めぐみ活動予定 3月1日〜

3月
1日(水)日本エジミウソン財団発足懇親会
3日(金)就労継続支援A型事業所 フォワード見学
4日(土)鴨江アートセンター利用者会議
5日(日)視覚障害者福祉協会総会、浜松美術協会総会
     ほっとけない!子どもの貧困

6日(月)アクティブ
     遠州縞プロジェクト
7日(火)議会改革検討会議
8日(水)全員協議会、本会議(代表質問)
     政務活動費研究会
9日(木)本会議(一般質問)
10日(金)本会議(一般質問)
11日(土)シンエイランド卒園式
      ふじのくにご当地シャツファッションショー
      (遠鉄百貨店)
      曳馬中定期演奏会遠州白門会
13日(月)建設消防委員会
14日(火)建設消防委員会
16日(木)上島小学校卒業式、浜松経済同友会経済サミット
18日(土)はままつフォーラム2017

19日(日)三浦自治会総会
21日(火)浜松の福祉を考える会
      官民連携フォーラム
      発達障害者支援推進会議
22日(水)中央図書館まめくらミーティング
23日(木)社会福祉法人 復泉会 評議委員会
24日(金)全員協議会、本会議(最終日)
      子どもの在宅支援ネットワーク

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住民票記載事項証明書、性別表記の有無を選べます

公的書類などが生活上の性別と合わなくて困るというのが、性同一性障害の困りごとにひとつ。

昨年12月12日に国から「性別の記載を省略した」「住民票記載事項証明書」の交付してもいいとの通知が出ていることを知った。

浜松市に確認したところ、希望をすれば、電算で出した住民票記載事項証明書から性別を手書きになるが省略して出してくれるそうだ。

もちろん、自分で作成した住民票記載事項証明の申請書でもOK

窓口に対応するように伝えたとのこと。

即、動いてくれた浜松市、やるじゃん!

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区の再編

区の再編を審議する「特別委員会」。委員会の公開ややり方について、冒頭より委員間で紛糾。暫時休憩中もファイトが続いた。

私は基本的に市民の見える形、公開での議論が重要だと思う。だって、市民の生活に関わることだもの。

区が少なくなっても、協働センターで住民票申請などができるから、変わらないと思う方もいらっしゃると思うけど、大きく影響する人もいる。先日、障害のある子どもさんを持つ母親に聞いたところ、様々な申請で年に最低6回は区役所に行かなくてはならないと。

さて、「たたき台」として出された2〜3区の6案は、こんな区割りができま〜すという軽さが滲んでいて、違和感を感じた。
私は「現在の行政サービス提供体制などをゼロベースで見直す」と市が言っているんだから、まずはそこからやってもらおうじゃないかという姿勢。その上で、区をどうするか、現状維持なのか、再編なのかをみんなと一緒に考える。

でも、福祉関連の申請や相談は具体的にどうするのかはまだ明確ではない。あらたに「事業所」をつくっていくとまでだ。現在、どんな申請や相談が区役所の窓口にきているのか。今の人員で足りているのか。統合した時、それができる体制なのか、また市民が気軽に行ける場所を設定できるのか。さらにその場に行けない人に訪問して申請や相談を受けるシステムになれるのかどうか。介護保険の圏域と障害者福祉の圏域が違うことなどはどうしていくのか。地域福祉の圏域をどうしていくのかなど、検討しなくてはならないことが山盛りだ。

本当に今年の9月までに新たな行政区、行政サービスのあり方を示すことができるのだろうか?

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めぐみの活動予定 2月15日〜

<めぐみ活動予定 2月15日〜>
2月
15日(水) 三遠南信サミット(飯田市
17日(金) 浜松の福祉を考える会 遠州鉄道との情報交換会
       はままつシャツ部総会
18日(土) 子どもの貧困について考えるシンポジウム
      (静岡市
19日(日) スマイルフェスタ
20日(月) 2月議会本会議(初日)
       浜名湖観光圏シンポジウム
21日(火) 建設消防委員会(補正予算審議)
22日(水) 神久呂中学通級教室見学
       民間活力導入に関する研修会
23日(木) 浜松の福祉を考える会
24日(金) 議会改革検討会議
       行財政改革・大都市制度調査特別委員会
26日(日) あいホールフォーラム
27日(月) 全員協議会
       本会議
28日(火) 特別自治市講演会

3月
5日(日) 視覚障害者福祉協会総会
      浜松美術協会総会
      「ほっとけない!子どもの貧困』

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<めぐみ活動予定 2月1日〜>

2月
1日(水) 女性議員を増やす会なないろの会 
        ミーティング&勉強会(沼津市
      遠州縞プロジェクト
2日(木) 行財政改革・大都市制度調査特別委員会 
      浜松女性議員の会(手話勉強会)
3日(金) 建設消防委員会 原田橋視察
4日(土) チェンジメーカー養成講座
      佐鳴湖交流会
5日(日) 子育て世代のまちづくり講演会
      仮題1日だけの移動遊園地
6日(月) はじめの一歩プロジェクト
8日(水) 建設消防委員会
      大型スポーツ施設調査特別委員会
      浜松女性議員の会(手話勉強会)
9日(木) フェィスブック勉強会
10日(金)アメニティフォーラム(大津)
11日(土)福祉ふれあいフェア
      砂山アーケードマーケット
      浜松の介護の話をしよう
12日(日)グローバルフェァ
      磐田市議 川崎和子事務所開き
13日(月)全員協議会
      浜松女性議員の会(手話勉強会)
15日(水)三遠信サミット(飯田市
17日(金)浜松の福祉を考える会 遠州鉄道との情報交換会
      はままつシャツ部
18日(土)子どもの貧困について考えるシンポジウム(静岡)
19日(日)スマイルフェスタ
20日(月)本会議(初日)
      浜名湖観光圏シンポジウム
21日(火)建設消防委員会
      浜松女性議員の会(手話勉強会)

普通教育機会確保法

先の国会で、普通教育機会確保法」の成立した。

昨年末に、この法律についての勉強会に参加してきたので、一部紹介。
前川喜平さん(文部科学省事務次官)から話を聞いた。

フリースクール議員連盟(2014年6月)ができ、棚上げされていた時期もありましたが、ようやく先の国会で議員提案の法律として成立。

最初はフリースクールなどへの経済支援を担保する法律であったが、理念法となった。付帯決議に「政府は速やかに、必要な経済的支援の在り方について検討し、必要な措置を講じること」と明記。
今後、文部科学省では「基本方針」を策定する。

来年度予算では、私立小中学校に通っている児童・生徒のうち、低所得家庭に経済的支援をしていく。それは、義務教育であるからだ。
教育について、1940年体制そのものが続いており、国家総動員的だ。学校教育法もみなが一緒であることを求めている。

平成28年9月に、文部科学省が各教育委員会に、不登校児童生徒への支援の在り方について、通知を出している。その中に、「不登校とは、多様な要因・背景により、結果として不登校状態になっているということであり、その行為を「問題行動」と判断してはならない。と明確に書いている。

義務教育とは、保護者の義務である。義務教育が終わっても、15歳までの教育を15歳以上でも受ける権利はある。権利を保障すると考えると、年齢で区別する必要はない。
これから、行政とフリースクールの連携関係をどうつくっていくか、信頼関係をどうつくっていくかが鍵だ。
これまで、文部科学省不登校特例高や夜間中学について、学習指導要領にあっていないが、見て見ぬふりをしてきた。そうした経緯があるので、フリースクールに学習指導要領を求めることはしない。
法律では、フリースクールだけでなく、ホームエディケーション、オルタナティブスクールも含まれる。また、年齢や国籍を問わないと書かれているので、ブラジル人学校も含まれる。


その後の分科会で、課題が話し合われた。

課題は、
民間に丸投げ、下請けになってしまうのでは
フリースクール等の民間側に、教育委員会、学校に対して信頼をおいていない
現場の教師経験がある人からは、担任は不登校になってしまったことを自分の力不足として感じてしまうため、外部の力を頼ることができない。
ビジネス化を止めることができるか
  評価をどうしていくか、認証基準、認証支援機構が必要ではないか
  学習指導要領の取り扱い、独自の指針をつくっていく
教育支援センターの在り方について

<参考>
学校復帰を求めない事例
公設公営 高根沢町フリースペース「ひよこの家」
公設民営 川崎市池田市

<感想など>
●浜松では、公設の適応指導教室、民間のフリースクール、不就学対策の居場所、ブラジル人学校などがある。民間に関して、教育委員会や学校との連携はほとんどないのが現状だ。この法律ができて、どう学校がわかっていくのか、また民間との連携ができていくのか、注意深く見ていくとともに、教育委員会との情報交換を進めていきたい。