和菓子屋さんと博物館の学芸員さんから、面白い話を聞いた。
浜松で売られている「さくら餅」には、2つの種類があるだって。
道明寺の上方風と薄皮の江戸風と。
Wikipediaによると、
●道明寺餅(上方風桜餅) - 糯米を蒸かして干し、粗めに挽いた粒状の道明寺粉を用いた皮に、大福のように餡を包んだ桜餅。
●長命寺餅(江戸風桜餅) - もち粉か、白玉粉に小麦粉を混ぜた生地を薄焼きにした皮で小豆餡をクレープのように包む。
職人さんが、東京に修業に行ったか、名古屋に修業に行ったかによって、違うのではないかと言う。
こうした東のものと西のものが両方味わえたり、混ざっているのが、浜松の特徴のようだ。
お味噌も、米麹、麦麹、豆麹でできたものが市内にあり、その割合も地域によって異なっている。西の方は、三河の影響か、豆麹の赤みそが多い。北遠地域では、米と麦が混ざっているのが多く、その割合は微妙に違う。
私が好んで食べている春野の杉のおかあちゃんグループのものは、米と麦が5対5で混ざっているものなんだ。
ちなみにあなたは、どちらの桜餅派?
どんなお味噌使っているの?
そう言えば、うなぎもそうだ!