区の再編について
今日の特別委員会で、行政側から区割り案が3案が提示された。(と言っても。2月の時点で公表された6案から3案に絞り込まれただけだけど)
1案(2区)
中区+東区+西区+南区
北区+浜北区+天竜区
2案(2区)
中区+東区+西区+南区+北区
浜北区+天竜区
3案(3区)
中区+東区+西区+南区
北区+浜北区
天竜区
<私がこれから確認したいこと>
区の再編の「大義」は?
旧浜松市域を一体化することの「意味」は?(旧浜松を5つに割ったのは失敗だったってこと?)
これまで区単位で実施していたまちづくりはどうしていくのか?
人口数のバランスが悪いが、デメリットはないか?デメリットを解消する策は
北区(産業立地が集約する三方原・都田地区と、井伊谷などの観光地、中山間地が混在する)の位置づけをどうしていくのか。今回の3案、どの区と合区するかによって、北区の位置づけが異なってしまうのではないか。
サービスは、できるだけ協働センターでできるようにとのことだが、区役所しかできないサービスはなんなのかの確認したい。
協働センターごとに「地域委員会」をつくっていくサポートをしていくとのことだが、自治会役員のなり手がいない課題に対して、さらに仕事が増えることで、疲弊が進まないか。
協働センターは42箇所だが、総合的に地域福祉を担う「地域包括ケアの圏域」は22箇所。まちづくりにおいても、福祉においても、地域コミュニテイへの期待は大きいが、圏域が異なっている中で、混乱しないか、負担が増大しないか。
他にもあったら、教えてください。確認します。
以下は、行政側から出された文章を長くてわかりにくいので、要約してみた。(それでもわかりにくいかも。)
●区を再編を検討する必要性として
この10年で、人口減少、後期高齢者の激増、政令指定都市への権限移譲、産業構造の転換などの流れがあり、住民に身近な組織におけるサービス提供体制、住民自治を考えて行く必要がある。
サービス拠点の分散化による専門的なサービス水準の低下とさらなる地域コミュニティ支援が課題。
本市の区割りは、他の政令指定都市の例を参考に構築したものだ。
事業所、区役所、出先機関を総合的に見直し、旧浜松市域を一体的な体制とする。持続可能性と身近なサービスの両立を目指す、新たな区役所モデルを創造する。
●前提条件
現行の合区が基本
旧浜松の区域は可能な限り統合
出先機関(協働センターなど)の機能の拡充
新たな発想で時代の転換点に柔軟に対応
その他、交通体系、社会的・経済的一体性などを考慮。
●再編後の区の姿
区の組織と福祉や土木の事務所が同じ庁舎であるようになることから、地域課題解決や災害対応に、区長の対応力が強化される。
地域特性に応じ、メリハリをきかせ、実態に即した行政運営を行うことができる
区の協議会に加え、協働センター単位で(仮称)地域委員会を設置することができ、住民が市政に参画する機会を拡大することができる。
協働センターなどのサービスの窓口拠点は維持し、行政サービスの拡大を図ることができる。
専門的な職員を集約することによって、質の向上を図ることができる。