浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

子どもに向き合うこと

雨で延期になっていた幼稚園の運動会に行ってきた。

平日にも関わらず、お父さんの出席率は高く、子どももとってもうれしそう。



さて、今回考えさせられる場面に遭遇した。親子リズム体操に参加しているお母さん数名が、ビデオカメラ片手に、カメラでずっと我が子を追いかけている。生身の子どもの姿や声を見ず、聞かずに、何を見、聞いているのだろうか。

さらに考える。お母さんであるこの女性たちはどのような育て方をされてきたんだろうか。親の生の目ではなく、何か(例えば、世間体とか)の目でずっと見られていたのか。親はきちんと向き合って育ててくれていたんだろうか。


親の真剣に向き合う姿を求めて苦しむ中高生の姿をここにきてよく見かける。親の愛情を確かめるために、問題行動を起こす子どもも見かける。

どうしていったらいいのか。

<追加の書き込み>

私は、参加できない父親や祖父母に見せるために、トラックの外で、子どもの走っている姿や演技をしている姿をビデオや写真を撮るのを決して否定しているわけではありません。子どものかわいい姿をお父さんも見たいだろうし、おじいちゃん、おばあちゃんも安心することでしょう。

今回、指摘したのは、「親子リズム体操」つまり、親と子どもと一緒に演技する種目での出来事だったからです。


数名のお母さんたちは、演技をほとんどせず、トラック内でビデオカメラ片手に、カメラでずっと我が子を追いかけていたのです。

幼稚園の狙いとしては、親子のふれあいを求めているものだと聞きました。

かわいい姿を参加できない父親に見せることはできたとしても、実際に一緒に遊ばないで、どうして親子のふれあいができましょう。また、他の子どもや親たちとのふれあいもカメラが邪魔をして、できません。

また、運動場いっぱいに動き回るリズム体操のため、我が子しか見ていない母親が他の子どもたちとぶつからないかとひやひやしました。


参加できなくっても、子どもから、直接話を聞いたり、一緒に演技をやってみたりしても、子どもは喜ぶじゃないかなと思います。

親は子どもが何を望んでいるのか、時折忘れがちです。(これは自分自身の反省!)。思春期になると、子どもはそこをついて、反抗、反撃してきます。「私のことをちっともわかってくれてない」とね。


子どもの気持ち、そして子どもにとって何が大事かを、市政にも活かしていきたいと思っています。