市役所の控え室に合併した町に住んでいる人が訪ねてきてくれた。
お客様「合併をしたら、景気が悪くなったよ」
めぐみ「どうして?土木事業がなくなったから?」
お客様「もちろん、それもあるけど、
実は商店にとっても役所が一番のお得意様だったんだ。役所からの注文が大きなウエートを占めていたんだ。
でも合併をして、役所の人が少なくなったり、本庁で一括注文になったりして、注文が少なくなってしまった
んだ」
めぐみ「それって、なあなあの関係って言われても仕方ないよね」
お客様「これまで役所にどんなに依存していたかって、わかったよ。
でもさ、こんな急激に売上げ落ちると、商売やっていけなくなってしまう。閉めるしかないよ」
めぐみ「商店が閉まるってことは、そこに住む人たちは暮らしていけなくなるってことだよね」
お客様/めぐみ「う、ううん」
地域の小さな商売が続けていけるようにするためには、どうしていったらいいのだろう。