浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

双子ちゃんってかわいい。でもママ大変

磐田市で活動している双子ちゃん、三つ子ちゃんの子育てサークル「わんぱく☆ソーセージ」の活動の場に行ってきた。

「わんぱく☆ソーセージ」は、磐田市豊田の福祉センターで月に2回、自主的に活動している。時間が決まっているが、食事をすることができるセンターが無料で借りられるのは、子連れには都合がいい。また、浜松で活動していた双子ちゃん子育てサークルが休止となっているため、わざわざ天竜川を越えて、来ている浜松の方も多くいた。

一人の子育ても大変なのに、二人、三人をいっぺんに育てるのは、どんなに大変なことだろう。

サークルの中には、4つ子ちゃんもいて、ママは4人を双子ちゃん用のベビーカーとだっこ、おんぶで移動していた。車には、チャイルドシートが4つ。足がつき始めてきて、4人4様で動いているから、本当に大変だ。

ママたちの話を聞くと、双子だとわかってからの妊娠期、0〜3ヶ月の新生児期が一番不安が大きかったようで、思うように外にも出れず、辛かったそうだ。一人だけの育児と異なることも多く、経験者からの情報が欲しいとの声が聞かれた。

浜松市の母子保健センターに聞いたところ、双子などの多胎児には、妊娠中、出産後、家庭訪問等の支援はしているが、サークル支援は特に行っていないとのこと。しかし、多胎児対象ではないが、多胎児は未熟児で生まれてくることが多いので、来年度から実施予定の「未熟児支援のための交流会」を参加できるとのこと。医者などの専門家も交えての情報交換を提供し、少しでも楽しく子育てできるようにしてもらいたい。

*市内新生児の約2%(約100名強)が2000グラム以下で生まれている。


2002年の9月議会一般質問で、「未熟児の就学猶予について」質問したことがある。

<質問(めぐみ)>
●未熟児の就学猶予を認めてはどうか?

(提案理由)
新生児医療の進歩で、かつては生存できなかった超未熟児の命が助かるようになった。
5月〜7月出生予定の子どもが、超未熟児として2月〜3月の早生まれになるケースもある。
このような超未熟児で早生まれの場合、2重のハンディを背負ったうえで、
4月や5月生まれの子どもと一緒に学ばなくてはならないのが現状だ。
そこで、学校教育法の就学猶予(就学を1年遅らせること)をどのように解釈して
いるか質問した。

<答弁(土屋教育長)>
◆「これまでは未熟児という理由の就学猶予は認めておりませんでしたが、
今後保護者と十分話し合い、子どもの実態に応じ個々に適切な対応をさせていただきます。」

→★★★大きく前進する答弁でした。
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<コメント>
地方分権では、法律の解釈・運用は各地方自治体にあると言われています。
今まで浜松市では「国の解釈では・・・」というのが常でした。
市が法律をどう解釈し、運用していくかを今回示したことは、これは大きな一歩です。