浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

浜松は、国土縮図型大都市


今日は、大都市制度特別委員会。

「大都市にむさわしい行財政制度のあり方についての懇話会で大西隆氏(東京大学大学院工学系研究科教授)へのヒアリングの冊子が示され、「国土縮図型大都市の誕生」が報告された。

政令指定都市17市のうち、浜松、さいたま、静岡、境、新潟5市は、今までとは全く異なったタイプの政令指定都市だということだ。

特に浜松は、人口集中地区面積は市全域の5.6%で、人口も58.5%と半分しか、住んでいない。

つまり、人口集中地区以外の地域に約半分の人たちが住んでいることになり、その対策へも目配りしなくてはならない。つまり、大都市行政だけでなく、農山村、また過疎地の過疎対策なども必要となり、国土の縮図のようにいろいろなテーマを抱え込む都市ということで、国土縮図型大都市だと大西氏は書いている。

政令指定都市の中で、過疎のまちを抱えることで、問題が健在化するのが遅れ、問題が大きくなってから、顕在化する恐れがあると指摘している。



浜松市としても、これまでの政令指定都市とはタイプの異なった、国全体のように様々な視点からの政策形成が必要になってくるだろう。同じようなタイプの政令市と一緒になって対応を考えていく必要があるだろう。