浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

未収金問題からさらに見えてきたこと

産婦人科問題、貧困、モラル低下〜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
産婦人科への支払いをしない、できない患者さんが3年間で99ケース
あることに、ショックを受けた。

産婦人科医不足、緊急搬送の妊婦さんのたらい回しなど産婦人科
めぐる問題が最近報道などで取り上げられていたけれど、今回のことで
さらに子どもを生む世代の貧困とモラル低下の問題が透けて見えてきた。

出産の入院費用が払えないということは、その後の育児の費用にも
事欠くということが予想される。20〜30代の非正規労働が増えて
いる中で、夫婦とも不安定な非正規労働で、2人でようやく食べて
いたのが、妻が妊娠、出産すると収入が減り、支出が増え、
すぐにお金に困る状態になってしまう。

(お金がなくて)妊婦検診も受けず、飛び込み出産をするケースが
増えていて、医療現場に混乱をきたしているようだ。

格差によって、「貧困」がじわじわと広がってきている。


モラル低下の問題も深刻だ。

「公的病院だから、払わなくてもいいみたい」と一部のコミュニティで
うわさになり、やり口が口コミで伝わっていってしまっている。

出産費用の場合、出産育児一時金として国保社会保険から35万円
出るが、出産費用を払わず’(退院前にドロンして)、一時金は
しっかりもらっている悪徳なケースがあると話も聞いた。

払えない人への福祉・保健の制度やシステムの検討と
払わない人へのペナルティの検討が必要だ。